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腸脳相関

ちょうのうそうかん

腸と脳は密接に関係し、お互いにコミュニケーションをとっています。

これを「腸脳相関」(ちょうのうそうかん)と呼びます。

具体的には…

1. 腸は「第二の脳」

腸は、生命の営みの中で、最初に発生する部位。腸が作られ、口と肛門が出来、栄養をためる肝臓が出来ます。食べ物を消化・代謝・排せつをする消化器系がまずは作られるのです。その後に肺、脳を形成し、成長していきます。

その腸には「腸内神経系」という腸独自の神経ネットワークがあり、これは脳と独立して活動しています。

このため、腸は「第二の脳」とも呼ばれています。この腸内神経系は、脳からの指令がなくても腸の動きや消化、栄養の吸収を自律的にコントロールが可能になっています。

2. 腸と脳をつなぐ「迷走神経」

腸と脳をつなぐ神経も存在し、その主要な神経は「迷走神経」と言われている神経です。

腸から脳へ、また脳から腸への情報のやり取りは信号で送られています。

例)ストレスを感じると、脳から腸に信号が送られ、下痢や便秘になることがあります。

3. 腸内細菌と脳の関係

腸内には数多くの「腸内細菌(善玉菌・日和見菌・悪玉菌)」が存在し、これらが腸脳相関において非常に重要な役割を果たしています。

腸内細菌は例えば、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質は、脳に影響を与え、これらを作り出しています。

これらの物質は気分や感情の調節に関与しているため、腸内環境の悪化により生成されなくなることでメンタルへの影響がでます。実際、体内のセロトニンの約90%が腸で作られており、腸の健康が感情の起伏や鬱などメンタルヘルスに直接影響を与えることがわかっています。

4. 腸の状態が感情やストレスに影響を与える

腸内環境が悪いと、脳の機能や気分に悪影響を及ぼします。逆に、腸内環境が良いと、メンタルの状態も安定しやすくなります。例えば、腸内環境が乱れると、不安やうつ症状が強くなることがあるとされています。

腸と脳は、神経やホルモン、腸内細菌を通じて密接にコミュニケーションをとっています。

そのため、腸の健康を保つことは、脳や精神的な健康を保つためにも非常に重要です。

腸内環境を改善することは、ストレス軽減や感情の安定にもつながります。

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