ココロが変わる!
腸活・酵素ファスティングGuide
「小腸活」=小腸の腸活
前述のとおり「腸」は大腸と小腸です。
大腸の腸活だけでは、「腸活」は不十分です。
小腸のための「小腸活」が必要です。
ちなみに、小腸は「消化の最終地点」であり、細かくなった栄養成分を血液中へ「吸収」させる場所。
ほかに「免役」「ホルモン分泌」の働きを担っています。
「消化の最終地点」であるので、食べ物は血液中に溶け込むくらい小さく小さく分解します。
小さく分解するための時間が長いほど、消化の悪い食べ物となり、腸内にさらに長時間滞在しなければなりません。
体内の温度は37℃~40℃。
エアコンなしの真夏の部屋に食べ物がある状態。
腐敗します。
カラダの中で消化に時間が掛かるものは、高温度帯に存在するので当然腐敗します。
ガスを発生させたり、他の成分への影響も大きくなります。
そんな状態での小腸はいかがでしょうか??
小腸の働きのメインは、カラダに栄養を「吸収」するです。
血液に送り込むことが出来るレベルに消化されて、小腸は吸収します。
その吸収されたものがカラダの隅々まで届き、私たちのカラダを作ります。
「私たちの身体は吸収したもので出来ている」
です。
「吸収」をする小腸は、吸収するものの善悪の区別はなく、また、小腸自身が汚れていると、汚れも一緒に吸収してしまうという事です。
汚れたものが多ければ、ドロドロ血液になり血管を汚すことにもつながりますし、汚れをカラダの隅々まで運ぶので、届いた臓器も汚れて機能低下にもつながります。
ヒトの身体で必要な機能「免役」。
小腸は「免役の源」とも言われ、免疫の80%を担っています。
免疫細胞が一番集まっている場所でもあり、免疫システムを正常に動かすためにはキレイな状態でいることは、一目瞭然です。
最後に、「ホルモンの分泌」。
なかでも、「幸せホルモン:セロトニン」合成の95%を行うのが小腸です。
健康で穏やかなココロをつくるためにセロトニンは重要な物質。
セロトニンの分泌量は、活動的なココロとカラダにする「メラトニン」にも影響します。
幸せホルモンが足りないと、穏やかなココロの状態ではいられないため、イライラしたり、攻撃的になったり、嫉妬心が強くなったり、ひねくれたり…
メラトニンが不足することで、気力減退や思考や記憶、睡眠にも影響がでます。
「小腸の汚れ」はココロとカラダの健康を大きく左右します。
身体中へキレイな血液を届けるには?
免疫をUpするには?
良い性格になるには?
それは「小腸をキレイ」を保つことです。
「吸収」をスムーズ行え、免疫細胞を活性化し、幸せ状態・心の安定にもつながります。
「小腸をキレイ」に保つすること、それが、「小腸の腸活」です。
「消化」に負担のかかる行動をしたり、摂取したりでは、「吸収」はスムーズに行えません。
「摂取」のほかに、溜め込まないキレイにする「排出」も大切です。
口から始まり食道、胃、十二指腸、腸、そして、肛門までつながる器官を消化器系と言い、「消化管」とも言われ、一本の管です。
水道管、下水管が詰まったり、汚れていたらどうでしょうか?
「管」は、スムーズに流すことがBestで、詰まらせるものではありません。
キレイを保つ必要があります。